恐怖の湯浅御坊道路-初キャンプツー第3日

夜半に雨音で目覚めた。昨夜と違い蒸し暑いとは思ったが湿度も高かったんだね。
かなり強く降る。床から浸水したら嫌だ。合羽を着て、棒でテントの周りに排水溝を掘る。砂地なので簡単に掘れる。

しばらくすると小降りになり、安心して再び眠りに就いた。

夜が明け、外を見ると小雨が降り続いている。空を見上げると意外に明るく、雨雲は薄い。まもなく止むと思われる。
朝食の後、地図を開いてルートを考えながらのんびり過ごす。オフ車乗りのライダーは小雨の中でテントをたたみ、早々に出発して行った。

しばらくして雨が上がったと思ったら、あっという間に晴れ間が広がった。
フライシートをはずして木々の間に吊るし、荷造りを始める。フライシートは直ぐに乾いた。


ところで、休みはまだ1週間もある。天気も回復したことだし、今日はR42を北上し淡路島経由で思い切って四国に初上陸するか、などとテンションが上がってきた。


キャンプ場からR42へ南下して戻るのももったいないので、日置川沿いに北上する。林道のような道を走り、卒塔婆隧道を抜け、山越えで上富田町へ出た。ここからR42を北上する。当時、阪和自動車道は海南までしか出来ておらず、ひたすら海沿いの国道を走る。

御坊市の手前辺りで燃料コックをリザーブに切り替えたのだが、御坊市街でかなりの渋滞にはまった。重い荷物を積載した上に、ガソリンタンクまで重くすることも無かろうと、渋滞を抜けてから給油しようと思っているうちに「湯浅御坊道路」の表示があり、そちらへ曲がった。
R42は有田市の方へぐるっと遠回りになっているので「湯浅御坊道路」で海南市まで真っ直ぐ突っ切ろうと思った。
あ、ネットの地図で見ると今は途中から「阪和自動車道」の名前になってますね。。。

「湯浅御坊道路」は、アクセスの道路も含めて出来たばかり、というかまだまだ延長工事中といった感じで、のどかな田園地帯を抜けて湯浅ICから高速に乗ったと記憶している。
高速のICの近くには当然ガソリンスタンドがあると思っていたのだが・・・何も無かった。でも、高速に乗れば当然SAで給油できるだろうと思っていた。

タンクバッグの地図では、「湯浅御坊道路」は未だ開通予定の点線で表示してある。だからトンネルも何も記入してないから、普通の高架道だと思った。距離にして約10km程か。
ところが高速に乗ってみると、パーキングエリアの表示すら無い。嫌な予感がする。。。

有田川を渡るとトンネルに入った。これが・・・実に長い。後で分かったが約10kmのほとんどがトンネルだった。。。
オドメーターが気になる。燃費で走行可能距離を概算すると、そろそろ限界のはず。
もしもガス欠したら・・・左端に寄せて停まるしかないのだが・・・トンネル内は路側帯が狭い。ほとんど無いに等しい。このバイクにはハザードランプは無い。
こんな所で停まったら追突でもされそうだ。暗いトンネルの中にエンジン音が響き渡り、余計に不安感が増大する。とにかくガス欠が気になり、10分足らずの時間を異様に長く感じた。

トンネルを抜けたら直ぐに海南IC。高速を降り、とりあえず無事にガソリンスタンドまで辿り着きホッとした。


和歌山市街を抜け岬町からフェリーに乗り淡路島の津名港へ向かう。
フェリーの中から携帯電話で予約が取れたので、今夜は豪勢に温泉旅館泊まり。洲本温泉の大きな旅館もゴールデンウィーク直前だからか団体客が全く無く、貸切状態。

まるで植物園のように本物の草木が生い茂る広いジャングル風呂を裸でウロウロすると、なんだか猿にでもなったような気分。温泉でゆったりした後は、部屋出しの夕食を腹いっぱい食べた。
幸せだ~。



画像
  部屋のベランダから目の前に
  海が広がる。
  異様に賑やかな灯りが海に
  浮かんでいる。何?

画像
  12畳くらいの広い部屋に一人で
  寝る。

  畳が気持良い。
  夜の温泉街を徘徊する気にも
  なれず、ほろ酔いと軽い疲れで
  早々に眠りに就いた。


次の日、大事件が起きるなどとは夢にも思わずに。。。









"恐怖の湯浅御坊道路-初キャンプツー第3日" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント